CLICK

Vol.21

WEBの出荷を支える、バックオフィスの要

IKEUCHI ORGANICのWEBショップ、電話注文で受注、出荷を取り仕切るWEBチームの中山さん。4月に都内で開催された、EC事業者が集まるバックヤードフェス(※1)では会社を代表して表彰されるほどチームからも信頼されています。インタビュー中は穏やかな雰囲気で進みましたが、好きな俳優の話になると突然、キラキラとした表情に! インタビューでは一緒に働いているだけでは気づかない、意外な一面を見せてくれました。

WEB担当 中山

WEB担当 中山さん

今治育ちなのに、今治タオルはよく知らなかった

――中山さんは生まれも育ちも今治ですか?

そうですね、はい。でもあんまり今治タオルのことは知らなかったです(笑)。

――なぜIKEUCHI ORGANIC(当時は池内タオル)に入ろうと思ったんですか?

今治に住んでいても、タオル会社というのは気にしなかったんですよ。でも訓練校(※2)に入ってタオルのことを勉強して、職安から紹介されて受けました。だから(会社が)どこにあるのかもあんまりわからなかった。

――入社してから6年目とお聞きしますが、最初からWEBショップ担当だったのですか?

最初は解反(かいたん)のところで、在庫の入力作業をしていました。(染色工場で染められたタオルの)何がどれくらい届いたとか。当時、解反のところにいた人はPCがまったく触れない人だったので。その業務だけだと時間もあるのでWEBショップのお手伝いをして、それがだんだんと増えてきて(笑)。

お客様に名前を憶えてもらえる電話応対

――お手伝いだったWEBの仕事がいつしかメインになったんですね(笑)。直接お客様の対応をすることもあると思うのですが、その中で印象に残っていることはありますか?

電話で注文される方で、中山さんの声聞いたら落ち着くとかは言われますね(笑)。

――この前、東京ストアで5万円分ぐらいバスタオルをまとめて買ってくれた方がいたのですが、その方が「昔からIKEUCHIのタオルが欲しくてやっとお店に来ることができた」とお話しされて。昔、「本社に電話したときに中山さんに丁寧に教えてもらいました」とおっしゃっていたお客様がいました。

(名前を)覚えて頂いていたり、定期的に連絡頂いてご購入してくれる方はうれしいですね。

――WEBの仕事をしていて変わってきたなとか、今後こんなことをしたいな、とかありますか?

昔はお客さんから注文がきて、淡々と出荷という感じだったですけど、今はこちらからお客さんに色々アピールする様になりました。ギフトにしてもそうだし、もっとお客さんへの提案をしないとはひしひしと感じていますね。

――会社へ提案をしたいことはありますか?

うーーん。よその会社の(タオルの)柄とか見ると、かわいいな~とかは思うことがありますけどね。でもIKEUCHI ORGANICのポリシーとしては…(笑)。

――確かに、永久定番というIKEUCHI ORGANICのポリシーがありますからね。その中で、IKEUCHIらしさがある、カワイイ柄の商品ができたらいいですよね。

nakayama_06

旅行用として最適なオーガニックエアー

――それでは、好きなタオルを教えてください。

これ(手に持っているオーガニックエアー)ですね。

――オーガニックエアーを選んだ理由は?

旅行が好きなので。旅行にいくときに、ホテルに行けばタオルは置いてありますけど、備え付けのタオルでは満足できなくて、予備的にタオルを入れているんですけど、(エアーは)かさばらないし。

――バスタオルを持っていくのですか?

そうです。かさばらないです。

――色は白が好きなんですか?

白かなぁ。

――白だと汚れとか気になるとおっしゃる方も多いですけど、使っていてどうですか?

(色が)変わってくるというのはないですね。洗濯したら風合いは変わりますけど

nakayama_08

好きな俳優に刺繍入りのタオルをプレゼント!

――旅行先は、温泉宿とかに行ったりしているのですか?

温泉というより、よく韓国に行きます。

――韓国ですか。となると、目的は食べ歩きとか、ショッピング?

いえ、追っかけですね。

――追っかけ!? そうなんですか! 知らなかった!

楽しい(笑)

――そうなるとついでに、IKEUCHI ORGANICを韓国でアピールするしかないですね!

持って行ったんですよ。(追っかけている俳優が)レーシングチームをやっていて、出ている選手の人たちに刺繍で名前を入れてプレゼントして。そしたら、そのレース中に首に(プレゼントしたタオルを)巻いてくれて! すぐに巻いてくれたんですよ。

――最高じゃないですか! ちなみに贈ったタオルは何だったのですか?

そのときのタオルはモッタイナイバンブーでした。

nakayama_02

今治に住む人にプレゼントしても喜ばれるタオル

――IKEUCHI ORGANICに勤めていてよかったな。と思うことはありますか?

友達とかにも(タオルを)使ってもらったら、IKEUCHI ORGANICの商品は品質が良いねと言われるとうれしいです。人にプレゼントしても喜ばれますし。今治の人ってタオルを買う習慣はないんですよ。

――イケウチのヒト、本社での取材では、今治の人はタオルを買わないという答えをたくさん聞いたのですが、東京の人間からすると想像つかないです。誰かから常にもらうということですか?

そうですね。誰かからいただいたり、(タオルの)産地なので、タオルフェアーやファクトリーセールで安く買えたりするんです。

――タオルをよく知る地元今治の人が見ても、IKEUCHI ORGANICのタオルなら買ってもいいかなということですかね?

はい、もちろん。

インタビュー2016年1月
取材・文/牟田口、神尾
フォトグラファー/木村 雄司(木村写真事務所)

注釈
※1:4月23日に東京表参道で行われた、約4000人来場のWEBショップ関係者が集うフェスティバル
公式サイト:https://cross-mall.jp/backyard_fes_2016/
※2:今治高等技術専門校。タオル産地の人材育成のため”今治タオルものづくり科”なるカリキュラムを要する職業訓練校

WEB担当 中山

オススメのタオル:【オーガニックエアー】

WEB担当 中山

旅行に行くときにホテルに行けばタオルは置いてありますけど、備え付けのタオルでは満足できなくて、予備的にタオルを入れています。エアーはかさばらないのも良いです。

イケウチのヒト

イケウチのヒト一覧へ