CLICK

Vol.55

いちファンから社員へ。自分の好きなものを多くの方に届けていく。

今回ご紹介するのは、東京ストアで働く南さんです。社員となる以前から、今治オープンハウスへ参加するなど、IKEUCHI ORGANICのファンであった南さん。いちファンから社員として働くことを決めた理由や、これからの抱負を語ってもらいました。

東京ストア 南

いちファンから社員へ。自分の好きなものを多くの方に届けていく。

企業のあり方に惹かれ、学生時代からファンだった

IKEUCHI ORGANIC 東京ストアの南です。

IKEUCHI ORGANICを知ったのは大学生の頃で、私は長崎大学の山口純哉准教授の研究室に所属していました。山口先生は『イケウチな人たち』にも登場しましたが、地場産業について長年研究するなかで、IKEUCHI ORGANICを20年以上にも渡り見続けてくれています。

山口先生の研究室の活動で京都にいく機会があり、先生に連れられて、ゼミ生みんなで京都ストアに行きました。ストアに足を運んだのも、IKEUCHI ORGANICのタオルに触れたのも、その時がはじめてでした。

ストアに並んでいるどのタオルにも感動を覚えましたが、特に衝撃的だったのはオーガニックエアーです。空気のように軽いうえに、ふわふわな触り心地で、こんなタオルがあるのかと驚きました。

それからはIKEUCHI ORGANICの情報を追うようになり、福岡にストアがあった頃は、ストアイベントにもよく足を運んでいました。そして、ものづくりへの考えや企業姿勢を知れば知るほど、IKEUCHI ORGANICにどんどん惹かれていきました。

また、惹かれていった理由のひとつに、ファンの方々との関係性もあげられます。例えば、京都の祇園祭で企業ブースを出展する際には、ファンの方々が自ら手を挙げて協力してくださっています。ただのメーカーとお客さまの関係ではなく、家族や友人のような関係を築けているなんて素敵だなと思いました。

そんな風に感じていたので、新卒の就職活動の際にも、IKEUCHI ORGANICの採用に応募する選択肢も頭の中によぎりました。ただ、IKEUCHI ORGANICは少数精鋭の会社というイメージが私の中であり、何の経験もない自分では迷惑をかけてしまうのではないかと危惧し、その選択を選びませんでした。

社会人となって働きはじめてからもファンであり続け、念願だった今治オープンハウスにも参加しました。そして、社会人4年目となり転職を考えはじめたタイミングで、IKEUCHI ORGANICの社員募集の告知を目にし、思い切って応募してみました。

背中を押してくれた、社長からの言葉

私が応募したのは、「to C」の店舗業務と「to B」の法人営業業務の垣根をなくし、想いに共感する人たちへタオルを届ける「to I(イケウチな人たち)」担当を募集するという旨の求人です。

応募にあたって、自分に自信があったわけではありません。接客や営業の経験は全くありませんでしたし、IKEUCHI ORGANICの一員としてきちんと貢献できるかを不安に思う気持ちはまだありました。自分の好きな会社だからこそ、迷惑をかけたらどうしようという気持ちは、まだ拭いきれませんでした。

それでも思い切って応募できたのは、この求人の仕事説明会の時に、社長の阿部さんにかけられた一言があったからです。

自分に自信がない旨を伝えたところ、「南くんがストアイベントに来る時、いつも笑顔がすごく素敵じゃん。だから、大丈夫だと思うよ」という言葉をかけてくれて、挑戦してみようという気持ちを後押ししてくれました。

また、自分がどれだけ仕事ができるかは自信はないけど、「IKEUCHI ORGANICのタオルが好き」という気持ちに関しては少なくとも自信がありました。であれば、その気持ちに正直になって、自分の好きなものを一人でも多くの方に届けていきたいと思いました。

2023年3月からIKEUCHI ORGANICで働きはじめたのですが、大好きな会社だからこそ、お客様やお店のためにどんなことが出来るのかを日々考え、様々な業務に挑戦させてもらいました。お客さまが笑顔でお店を出たり、また来店してくださる時はとても嬉しく思います。

一方で、苦手な部分については、ストアマネージャーの益田コンダクターや東京ストア店長の福山さんをはじめ、皆様の温かい心でフォローいただきながら楽しく働けています。

イケウチな人たちの輪を広げていきたい

IKEUCHI ORGANICで働いて感じるのは、商品をお客さまにご案内する際に、後ろめたさを全く感じないことです。

企業理念として「最大限の安全と最小限の環境負荷」を掲げ、そこからブレずに、ものづくりを突き詰めていく。社員として会社の内側を見てみても、その言葉に全く偽りはないと感じました。

また、IKEUCHI ORGANICは少人数の会社ではありますが、それゆえに多くの人たちに支えられていることも実感しています。

私たちを応援してくださるお客さまをはじめ、協力会社の方々であったり、様々な業務を手伝ってくださる個人パートナーの皆さん。暖かくも芯をついた意見をいただくこともあり、ビジネスライクな関係では成しえない、深くて濃いつながりを感じています。

もちろん、それは代表や社長をはじめとした社員それぞれが、一人ひとりの方と信頼関係を構築してきたからだとは思います。ですが、最初の懸け橋となるIKEUCHI ORGANICのタオルにそれだけのパワーがあるからこそ、皆様からの強い愛をいただけているのではないでしょうか。

まさに「イケウチな人たち」と呼ばせていただけるような方々の輪。その輪が健全にこれからも広がっていくことに、自分も貢献できたらと考えています。

まだまだ至らないところが多い私ですが、IKEUCHI ORGANICの一員として、心地よいタオルがある暮らしの豊さやタオル選びの楽しさを、ひとりでも多くの方に伝えていきたいです。

インタビュー2023年9月
取材・文/井手 桂司
フォトグラファー/木村 雄司

東京ストア 南

オススメのタオル:オーガニックI240 パジャマ

東京ストア 南

社会人になって初めてのボーナスで購入した思い入れのある商品です。 季節を問わず快適に使えるのが長年不思議だったのですが、入社して代表に尋ねてすっきり。 タオル織機で織るツイル生地なので空気をたっぷり含むので保温性に優れると同時に、コットンが汗を吸ってくれるからだそうです。 接客を通してお客様の睡眠にもっとアプローチできたらと睡眠健康指導士の資格も取りました。

IKEUCHI ORGANICの人

IKEUCHI ORGANICの人一覧へ