IKEUCHI ORGANICが行く!いい会社探訪
#1 freee様
IKEUCHI ORGANICの企業探訪特集スタート
公式ブログの新企画として、IKEUCHI ORGANICの企業探訪特集を始めることにしました。題して『IKEUCHI ORGANICが行く!いい会社探訪』!(どこかで聞いたようなタイトルですが・笑※1)。我々が日頃からお世話になっているお取引様は様々な業界で活躍されている会社が多く、魅力的な会社がたくさんあります。
第1回の訪問先は、IKEUCHI ORGANICのタオルを社員の結婚・出産祝でプレゼントしているいい会社があると聞き、東京都品川区に本社を構える「freee(フリー)」(https://www.freee.co.jp/)さんを取材しました。
freeeは、インターネット経由のクラウドで経理業務が完結する「クラウド会計ソフト freee」をスモールビジネス向けに提供するなど、クラウド会計ソフト業界No1シェアを誇る会社です。
今回お話をうかがったのは、メンバーサクセスチーム・マネージャー古塚さんと、セールスオペレーションチーム・マネージャー宇津木さんです。
左:メンバーサクセスチーム古塚さん、右:セールスオペレーションチーム宇津木さん
――名刺にメンバーサクセスチームとありますが、すごくユニークな組織の名前ですね。
古塚さん:メンバーサクセスチームの名前の由来ですが、freeeの人事的なポリシーを、「メンバーにfreeeのミッションに深く共感してもらいながら、会社はメンバーの成長やメンバー同士の信頼関係を築くことをサポートする=メンバーのサクセス」と定義したことから、それを実現するチームということでメンバーサクセスチームとしています。
実はメンバーサクセスチームは人事のほか、総務機能も持っているのですが、メンバーサクセスという目的をチーム名にすることで人事だけ、総務だけの切り口だけではない、トータルなソリューションを提供という考えも基礎にはあります。また、人事や総務だとどうしても管理的な意味合いが強く、弊社のメンバーのような自由や自立を好むメンバーにとってはなじまないという判断もあり、メンバーサクセスチームとしている面もありますね。
――理にかなった組織のあり方で素敵ですね。freeeさんは、福利厚生のひとつとして社員の方の結婚・出産祝にIKEUCHI ORAGNICの商品をプレゼントされていますが、導入いただいた経緯を教えてください。
古塚さん:私は2015年7月にfreeeに入社したんですが、そのときは人事担当が私ひとりでした。チームの体制を整えていくなかで、福利厚生として、社員のお祝い事もきちんとお祝いしてあげたいなと。
人事は何を目指すべきかを考えたときに、弊社が掲げている「誰もが創造的な活動にフォーカスできる社会」「スモールビジネスが強く、かっこよく活躍する社会」を実現するというミッションを浸透させることに加え、社員の成長をサポートすること、そして社員同士のつながりを強くすることをもっと活発にやっていこうと思って。
このミッションに合わせた施策をやっていくときに、一番最初に思いついたのが結婚や出産のお祝いです。それまではお祝い金も特に用意していなくて、本当に何もしていない状態だったんですけど、ミッションに基いて考えたときに、freeeらしさとして、結婚・出産祝のような形に残るものを用意したい、と思ったことが導入を検討するきっかけです。
――IKEUCHI ORGANICのタオルを選んでいただいたポイントをは何でしたか?
古塚さん:僕らも社員にプレゼントするからには、大切に使ってもらいたいという想いがあって、日用使いできるけど、シンプルで洗練された感じの商品を用意したいというのはありました。
タオルに関しては、freeeのロゴの刺繍をきちんと再現してくれるタオル会社というのが条件でしたが、意外にできるところが少なくて。IKEUCHI ORAGNICさんには試作品の段階からロゴの大きさや、デザインのアドバイスを頂いて、ありがたかったです。特にfreeeのロゴであるツバメの眼は大きさによって潰れてしまうと思うんですが、手を変え品を変え、忠実に再現してくださったのも良かったです。
実際にfreeeでプレゼントされるタオル
――刺繍担当も営業担当もすごく喜ぶと思います(笑)。発表したときの社員の方の反応はいかがでしたか?
古塚さん:今回の企画を始める前に、全社ミーティングで「結婚・出産が決まった社員にお祝いを始めます。年号(※註1)が入っているのはこんな意味があるんだよという話をしたときに、「ウォー」っと社員が沸きまして、ストーリー性があると皆に共感してもらえるというか、僕ら自身もストーリー性を持ってスモールビジネスをもっと広めていきたいという想いが強くあるので、社員の反応が良くてすごく嬉しかったですね。
※註1サービス開始当初はコットンヌーボーをプレゼント。現在はオーガニック120にfreeeさんのロゴ刺繍を入れています。
――ありがとうございます。結婚・出産祝いでプレゼントされているというと、20~30代の社員さんが多いですか?
古塚さん:一番ホットなゾーンは20代後半~30代前半。20代後半が結婚のタイミングで30代前半が出産のタイミングですね。最近は結婚祝いが多かったんですが、もう少ししたら出産祝いのピークが来るんじゃないかと思っています。
――社員の方もどんどん増えていますよね?
古塚さん:そうですね。私が入社した2015年では社員が70人ほどだったんですが、今はもう300人です。1年半くらいで3倍強まで増えていますね。
――300人!! 1年半でそこまで増えているとは、事業としてもうまく回っているんですね。
企業ロゴが入ったプレゼントを社員がもらうというのは、すごく自分の会社が好きじゃないと喜ばれないですよね。その辺りもすごいなぁと思って。
古塚さん:(笑)ちょっと押し付けがましいというか。
――今日一番びっくりしたのが、エレベーターの中でも社員の方が、ロゴ入りのTシャツを来ていて、freeeという会社の事が好きで働いている方が多いんだなぁと。
古塚さん:会社が好きという人もいれば、洋服を選ぶのが面倒くさいという人もいます。洋服を選ぶのが面倒くさいという人は考える時間の節約にもなっていて、けっこう着てくれる人は多いですね。
作る側として意識していることは着ていて恥ずかしくないというか、よくある感じだと、会社のTシャツはダサいというイメージがあるかもしれませんが、着ていてもかっこいいと思えることを意識して作っていまして。今回はタオルとかベビー服でいえば、奥さんとか旦那さんもしくはお子さんもfreeeファミリーとしてつながりを持ちたいというか、もう少しご家族に親近感を持ってもらいたいという意味でもロゴをつけています。
出産祝いではベビービブにツバメのロゴ入り
――なるほど。実際に、弊社のタオルをプレゼントされた社員の方の反応はいかがですか?
古塚さん:実は私自身、出産のときにタオルをもらったんですが、品質でいえばうちの子は肌が少し弱かったりしたので、タオルが柔らかく刺激がない点で安心して使えます。実用的であることもすごく良いですね。
宇津木さん:妻が言っていたのは、女性ってすごく現実的というか実用的なところを求めるんですけど、タオル地のビブ(よだれかけ)があんまり売ってなくて、すごく吸水性も良いからもっとくれって言ってます(笑)。
あと、ガーゼのブランケットはうちの子にとって一番のお気に入りですね。あれを渡すと、つかんで、顔につけだしますね。もっとくれって。
古塚さん:もらった社員からの問い合わせはけっこうあって、お世話になった人にもお祝いでプレゼントしたい、という話をもらって直接、お店の方とやりとりしていいよと話はしたことありますね。
――弊社商品に関して、社員の方からご意見やご要望をいただくことはありますか?
古塚さん:ロンパースのようなベビー服が欲しいという要望がありまして、今のビブとかよりも、ベビー服でオーガニックコットンで欲しいという要望は聞きます。
――オーガニックなベビー服って意外にありそうでないですよね。freeeさんのような洗練された会社で働く方は皆さんシンプルな柄を好む傾向がありますね。
宇津木さん:確かにシンプルなデザインで、素材にこだわったベビー商品はあまりなくて、うちも病院で買ったくらいなんですよ。真っ白で質が良い肌着とか、ほんとにないんです。
――企画担当にすぐに報告します(笑)。今日はお時間を頂きありがとうございました。
写真・記事作成:牟田口(広報・マーケティング担当)
■freee株式会社
https://www.freee.co.jp/
※1 IKEUCHI ORGANICのいい会社探訪は、IKEUCHI ORGANICとも関わりの深い鎌倉投信の「いい会社訪問」とは定義が異なります。いい会社探訪はあくまでも、IKEUCHI ORGANICの取引先様を紹介するコンテンツです。なお、鎌倉投信の「いい会社訪問」は鎌倉投信の登録商標です。
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