社長阿部のbioRe india滞在記vol.2

農場のウエルカムサイン

2017年11月に社長の阿部が、オーガニックコットンを生産・管理しているbiore india(REMEI社)のインド農場に1週間ほど滞在をして、実際の農場経営・管理を学んできました。社長阿部のbioRe india滞在記として、ブログ形式で紹介させていただきます。vol.2では、デリーからいよいよREMEIの農場へ移動してオーガニック農法を学びます。

農場で

農場はさすがに空気が澄んでいて、天国かと思いました。皆にこやかに迎えてくれて、気持ちよく過ごす事ができました。懐かしい土の匂いと、植物の匂いがなんともいえずクラクションの音もなく、夜は星がきれいでここなら住みたいと思いました。

オーガニック農法で最も大切なもの

1.単一の作物を作らないこと。(連作ではなく輪作する)
2.堆肥を作ること。
3.そのために牛と鶏を飼うこと。
4.天体の動きに注意すること。

の4つだそうです。
1.連作(単一の作物を作り続ける)は、土地が痩せるのと
結局収量も減るし、食べるための作物がないと
自立できない。また後述する堆肥の原料が取れない
から、やらない。

2.堆肥は、化学肥料を使わないから絶対に必要で
良い堆肥を作るには、単一の植物ではダメで、
同じく無肥料無農薬で作った飼料を食べる家畜の
排泄物が必要。

3.だから牛と鶏を飼うということでした。

江戸時代の日本では人間の排泄物を下肥と言って、堆肥を作るために高値で取引されていた事を思い出しましたが、現代の人間は例えば薬など、化学物質に既に汚染されているので、堆肥として使えないと言っておりました。

農場の牛1

私も趣味で家のコンポストで堆肥を作っており、無農薬野菜くずで作ったものとそうでないものを比較すると、嫌な匂いがするのは後者でしたので言っている意味はよくわかりました。農場の堆肥は、家畜の糞尿を使っていますが、匂いはすぐ土の匂いに変わります。

4.については、農場の入り口に太陽系の星の位置を示した大きな模型が置いてあり、今日現在の惑星間の位置が把握できるようになっています。早口のインド訛り英語で完全に聞き取れませんでしたが特に月の位置が重要らしいです。月は自転しながら地球の
周りをまわっていて、その位置と他の惑星の配列で引力が変わるとのこと。種まきに最適な日は、この天体運行模型をもとに決めるのだそうです。確かに、そういう影響はあるのかもしれないですし、もっと詳しく知りたかった事でもあります。

農場の贅沢な食生活

契約農園でのランチ

基本的に、自社農園で採れた野菜と豆、牛のミルクから作ったヨーグルトと豆腐のようなチーズに鶏が産む有精卵の組合せのカレーです。これがとても美味しいし、材料のことを考えたらなんと贅沢な食事なんだろうと思いました。肉はありませんが、他が美味しすぎるので何の不満もありませんでした。

実は出国の日は37.3度くらいの熱があって、デリーの大気汚染で最悪だった体調が、この食生活と環境ですっかり治って逆に元気になっていきました。

ウェルカムディナー

衛生環境

水がふんだんに使える場所ではないので、シャワーはあるにはありますが、水勢がないのでバケツにお湯を汲んで、行水するような感じです。ホテルの環境には及びませんが、都市部の大気を考えると、僕は多少不便でもこっちの方がいいと思いました。
また、食事に使う食器ですが、洗い残しがあるのはご愛嬌。水が貴重なので、当然といえば当然ですが神経質な方は無理かもしれません。これらの水は雨水を貯めるタンクで賄っています。そのタンク内部は、見ても得にならないから見ませんでしたが、見たら絶句していたかもしれません。世の中、知らずにいた方がいいこともある。(笑)
お陰で食あたりなどは全くありませんでしたがたぶん、この話をしたら、ダメな人は本当にダメだと思います。(続く)

文・写真:阿部

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>