生産の最適化と生産過程の可視化

生産部部長 渡邉/黒渕

製造業でありながら、小売りも行うIKEUCHI ORGANIC。営業がまとまった受注を取って大量生産を行っていた時代から、オリジナル直販の小売りを中心にすることで、小ロット多品種を品質維持しながら短期で生産を行うことが生産部の課題となっています。生産管理を行う生産部部長の渡邉さんと、糸から製品までの履歴を記録、閲覧可能にするトレーサビリティのデータを記録、システムに落としこむ黒渕さんに、IKEUCHI ORGANICが抱える課題や現在の取り組みについて語ってもらいました。

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会社に入って13年、IKEUCHI ORGANICとしての出荷基準の統一は大変なんです

――渡邉さん、生産管理の仕事についてお話下さい

渡邉:生産管理と言っても、そこ(生産管理のこと)を学んで来て今の役職になっている訳ではなく、急に充てがわれてなっているので。でも、そのときに先輩たちが言ってくれたのは、各部署にはプロがいると。だからそこの部分、基本的なことはプロに任せて、かいつまんで大事なところをやっていったら良いと言われたから。まぁそれに甘えたまま今まで来ているんですが…(笑)。

――何か言いたそうですね(笑)

渡邉:人も今不足しているんでね。本当のプロって数多く居るわけではないです。私がこの会社に入って13年プラス過去の経験を活かしてIKEUCHI ORGANICとしての検品・出荷基準の構築に手をかけています。(生産技術室の)橋田室長も、整経とか製織とか工場関係のところはベテランさんが居て、自分たちが居れば仕切れる人が居るから、今は、縫製・検品・出荷に重きを置いたほうがいいという助言をしてくれたので、今は縫製・検品・出荷に重きを置いています。

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何か新しいことをするときは苦しみから

――今、生産管理という職から見える課題点や改善ポイントはありますか?

渡邉:結局は内製化をしないと。スケジュールを組むにも半分以上が外注先の段取り次第なんで、管理できないんですよ。だから内製化を進めるのが今後の課題です。ちょっと今は苦労しかない。それでね、リードタイムの短縮をコンサルの先生に見てもらって、どうやって小さく早く回すか(※1)をやっていますが、設備が追い付いていないんで…。そこのところのギャップに苦しんではいますけど、社長が『何か新しいことをするときは苦しみから』と言うからそこはあきらめています(笑)。楽に行くことはないそうです(笑)。

――生産の場合あちらを立てればこちらが立たずみたいな状態になるというか…

渡邉:オリジナルが滞っているのは織機の問題があります。ここが改善されないとどうすることもできないので。結局じゃあ、みんな2交代3交代しても織ったらいいやんと思うかもしれないけど、1、2台の(織機を動かす)ために何を深夜番させて織るんですか? という話になる。(増産するにあたって)糸加工が間に合わないと、次織る伸べが上がって来なかったら一緒なんで、そこのところが上手く行ってない悩みではありますけど。リードタイム短縮のところをもうちょっと頑張ってやっていきたいと思っています。あと5S(※2)ですね。どんなに見学者が来ても、誇れるぐらいの工場にならないと。ISOも継続してやっていかないといけないので、それぐらいです。

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みんなが欲しいと思っている情報が、パッと見える形にしたい

――黒渕さんの今の仕事内容についてお話ください

黒渕:ISO22000(※3)を会社が取得したという経緯がありまして、トレーサビリティ(をやらなくてはいけない)、商品がどういった糸から作られて…というデータがあるので、モノの出入りを管理というか、チェックしています。

――仕事でやりがいを感じることはありますか?

黒渕:まだやりがいというところまでいってなくて、一番思っているのは、みんなが欲しいと思っている情報が、パッと見える形にしたい。どこに何があるか? というのがパッと出て、はじめて営業に生かせたり、生産と連携したりなので、すごく難しいところだと思うんですけど、それをスムーズに行くように、データを集めて、私はコツコツしたことしかできないということもあるので、会社にとって良くなる様なことがあればいいかなと思います。

――渡邉部長から見て黒渕さんの仕事ぶりはどう感じますか?

渡邉:かなり頼りにしています。私が作れない資料を、彼女に言って作ってもらう。本当に言いたくないことも、ここが出来てないとか間違いを全部言わないといけないし、棚卸なんかでも細かいところまで見ていかないといけないし。そういうところも引き受けてくれてやってくれているので、きっちりとして正確な数字を入れようと努力をしてくれるところが、頭が下がりますし有り難いです。居なかったらトレーサビリティも芝田課長ひとりではなかなかできなかったと思うし、ほんとにタイミングが産休明け(※4)と、トレーサビリティ開始の時期がうまいこと合ってよかったかなと思っています。

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ストレイツオーガニックをほぼ全色、名入れで持っています

――最後に自分の好きなタオルを、まずは渡邉さんから

渡邉:(持参したストレイツオーガニックを手に)自分が好きというか、子どもがずっと、ほぼ全色に近いのを名前入りで持っているんですよ。名前入れて、うちのは色、柄がないんで子どもには柄がある方が、持ちやすいというか、明るいポップな色なので、ストレイツオーガニックを持たせています。

――何年ぐらい使っていますか?

渡邉:えっと、これは5年目ぐらいですね。

――5年目になるとは思えないですね、使用頻度はどれぐらいなのでしょうか?

渡邉:色がたくさんあるんで週1回ぐらい使っている感じです。

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子どもが触ってスリスリするオーガニックエアー

――黒渕さんも、オススメタオルについてお願いします

黒渕:オーガニックエアーです。社長のパジャマを作らせてもらう機会があって、それを縫っているときに、この生地ってすごく暖かいなあと思っていて。子どもに夏だと重たくて蹴っちゃったりしてブランケットは嫌がるんですけど、このエアーだと軽くてかけている感じがなくて夏は涼しくて、冬は暖かいので子どもふたりが車の中で常にこう(包まっている仕草をする)(笑)。子どもが、ふわふわねーと言いながら。お布団ふわふわねーって(笑)。

――お子さんはIKEUCHIのタオルばかりを使っているのですか?

黒渕:そうですね。保育園でお布団替わりに1枚ずつ持って行くんですけど、みんながこう触るんですよ。「柔らかい!」って、みんな色が付いているのを持ってくるんですけど、うちの子は地味なんです(笑)、茶色とか。でもみんな(他の園児)が触ってスリスリするんですよ(笑)。子どもは肌触りとか手触りとか、ほんとに本質の部分を気に入るんだろうなと思います。

インタビュー2016年1月
取材・文/牟田口、神尾
フォトグラファー/木村 雄司(木村写真事務所)

生産部部長、渡邉さんオススメのタオルはこちら
・ストレイツオーガニック ウォッシュタオル
お子さんも太鼓判、黒渕さんオススメのタオルはこちら
・オーガニックエアー バスタオル

注釈
※1:小ロットでの納期短縮を外部コンサルタントと共に改善中
※2:整理、整頓、清掃、清潔、躾の頭文字を取って名付けられる、職場環境の改善項目
※3:食品安全マネージメントシステムの第三者認証制度
※4:黒渕さんは、出産をした際に産休を取得して現在復職

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